IE9ピン留め

紅葉がきれいな今年  


今年は長崎でも紅葉がきれいです
小浜の「三十(みそじ)苑」の噂を聞き、訪ねてみました。
















紅葉(もみじ)がたくさん、多様な紅葉(もみじ)を見ることができました
おや?早!水仙だ!と思って写真を撮りました
その数日後、野母(のも)の水仙を患者さんが持ってきてくださいました

Y-Yルームはアトリエ・ラペの展覧が続いています。一部は診察室通路にも飾っています。Y-Yルーム入口にこの水仙を飾りました。季節を感じます。














クリニック近くの銀杏も輝くようにきれい。

 
 12月7日には長崎大学医学部2年の講義「医と社会」に行ってきました。この講義は地域や社会と医療のつながりを学ぶことが目的とされた講義です。4つのテーマがあります。
  ●人の心の発達
  ●性と生
  ●高齢期を生きる
  ●医療人と患者および家族との関係

 私は「性」と医療との関わりの一部を担当しています。学生はその中からテーマを選び、関係するフィールド見学やインタビューなどして、学習を深めていきます。当院もそのフィールドの一つになっており、毎年10数名の学生が見学に来ます
その後のフィールド報告会が12月7日でした。今回のグループの一つは「男性と婦人科」という視点でまとめていました。


内診台体験を数人の男性にしていただき、それも写真報告されました。もちろん着衣のままでシミュレーションするのですが、それでも「おー恥ずかしい・・・とつぶやきます。その感覚を覚えていてね、医師や看護師になったときに、このことを思い出しながら、診療にあたってね、とコメントしています


多くの学生さんが産婦人科を目指してほしいのですが、男性医師であろうと女性医師であろうとプロフェショナルとして、産婦人科のプライバシー感覚を忘れずいてほしいです。また性感染症や望まない妊娠で受診される患者さんへの対応についても、「中絶しないように説得しないんですか?」など学生さんならではの素朴な質問がありました。当院では中絶手術はお引き受けしていませんが、患者さんたちは様々な価値観や背景を抱えていること、究極の選択は常に女性が引き受けざるを得ないこと、その結果患者さんの決断に対しては、後ろめたさを感じさせないように配慮しつつ尊重すべきであること、患者さんの決断が医療者としての価値観とは違うことは当然ありうることなど、説明しました。講義の中では質問した学生さんは「新鮮な感じがした」と報告していました。質問を持ったことはとてもいいことで、今後も自分の疑問を大切にしつつ葛藤し続けてほしいと私からコメントしておきました。こういった「価値観の違い」はどんな診療科に進もうと大切な感覚で、産婦人科は最もそれが試される診療科です。

 もう一つのグループは「産婦人科に行こう」と題する報告でした。子宮頸がん検診の大切さなどを理解したようです。次は実際体験しよう!

T君を始めとする学生さん、お疲れ様でした



忘年会、今年は麹屋町の「悦善」久しぶりに和食を楽しみました。長崎らしい内容とお皿も素敵でした。スタッフみんなと無事1年が終了しつつあることを分かち合ったことでした。










  今年もあと数日、厳しい時代ですが、皆々様の新しい年の幕開けがより良きものとなることを心よりお祈り申し上げます。

# by yasuhi-clinic | 2011-12-26 11:39 | Trackback

11月、変な天気から急に冬。  

外来で気になっていること 1 洗いすぎないで!!
外陰部のかゆみがあり、数件の産婦人科に受診しても一様に「カンジダ(婦人科でかゆみの原因ナンバー1)ではないですよ」と言われ、当院に来られることがあります。多くは過剰洗浄、洗いすぎ、です。性器はとてもデリケートなところで、ふつうの石鹸で1回洗うだけで十分です。ボデイシャンプーやベビー石鹸は却って刺激が強すぎます。時に市販の消毒薬を使っていた・・など(実はびっくり仰天して聞くのですが)という方もいます。排尿の度にヲシュレットを使われる方にも注意しています。
特に閉経前後からの皮膚は皮脂欠乏的なので、更に注意が必要です。思い当たる方は、まずこのようなことに注意されて、それでも症状が続くときにはおいでくださいね。長年の習慣でこれが普通と思い込み、しかもなかなか人に相談しにくい場所なので、時々皮膚が硬くなってしまっていて、女性の皮膚科医に紹介することもあります。「目の周囲に消毒薬など使わないように、性器も目と同じように扱ってくださいね!」と説明することもあります

 天気のいいある日。NIBの裏手に私の好きな場所がありますそこで見つけたオブジェを内診室の壁に展示してます。以前から内診の緊張を和らげる「何か」ないかなあ、と探していました。開業8年過ぎて「見つけた!」。思わずこの女性オーナーと購入の動機を話し込んでしまいました。ちゃっかりお抹茶もいただき、しばしゆっくりさせていただきました。作者は吉川千香子さんという方で、オーナー曰く「ユニークな方で、このオブジェどおり」と。名古屋市東山植物園に「不思議の森 吉川千香子の世界」というコレクションがあるそうです。
このギャラリー兼ブテイック「+33(プラスさんさん)」はあまり多くの人に教えたくないような、教えたいような、私はそんな気持ちですが、いいよ、と言ってくださったのでPRします。皆さん覗いてみてください。今後の予定はhttp://plus33.jp でご確認ください。










ところで、このオブジェ、スタッフは「ウサギ?犬?なんだろうっと思っている間に内診が終わっちゃうね」と言ってますよ。内診はあっという間に、本当にすぐ終わります。でもここまでが皆さん大変なんでしょうね。スタッフ一同、そんなみなさんのお気持ちをわかっているつもりです。なので、内診室に入ると色んな仕掛けがあります。オーストラリアでのパンフレットにはこう書いてあります。”You are important

 クーポン検診で多くの方が受診され始めています。最初の産婦人科内診との出会いがいいものであること(そもそもいいものではないので不快感ができる限り少ないものであること)をスタッフ一同、心より応援してます。カーテンの有無については新しく古いテーマなのですが、当院では「自分のからだを自分がきちんと知っておくこと」をみなさんにわかっていただきたく、内診台においてのカーテンは開けています。でもどうしてもいやだと感じるかたはお申し出くださいね


 最近イタリア映画「人生、ここにあり」Si puo fare!(やればできるさ)を見ました。イタリアは世界で最初に精神病院をなくした国だそうです。1983年のミラノが舞台、この年に制定されたバザリア法(精神病院廃止を主張・実現させた精神科医の名前から)によって病院から出された元患者は「共同組合」の「会員」として封筒に切手を貼る単純作業を日々うんざり行っており、ここに主人公ネッロが派遣され、「廃材を使った寄木貼り、床のフローリング」をビジネスとして成功させたという実話です。会員たちはそれぞれの能力を活かし補いながら、でもトラブルも起こったりという中で、自信を獲得していく、薬も少なくなっていく、そんな「映画のすべて」が詰まったいいできでした。イタリア人は「イタリアで天才が生まれるのは、みんなどこかいかれているからさ。まあ、言ってみれば、国が巨大な精神病院みたいなものなんだ。隔離する必要はない」「普通」ってなんだろう。と思っちゃいますね

 フロアに「いいかげんに生きよう」過食・拒食は私たちのメッセージだった―小冊子をおいてます。ずいぶん前にNABA:日本アノレキシア(拒食症)・ブリミア(過食症)協会の方から購入したものです。改めて見ると2000年に発行されて、古いものなのですが、メッセージから受け取れることは今なお新鮮です。「あるがままの自分を認め、自分を愛してあげられる」ことを目指し「イイカゲン」も「良い加減」。NABAでホームページにヒットします

関連して「その後の不自由―嵐のあとを生きる人たち」医学書院 上岡陽江(かみおか・はるえ)&大嶋栄子(おおしま・えいこ)を最近読みました。多くの示唆があります。「ちょっと寂しい」くらいがちょうどいい。

 11/7の当院ミーテイングでは、2009年に行ったクーポン検診に来られた方が書いてくださった「検診を受け易くするための当事者としての提案(自由記述)」をKJ法で分析しました。スタッフ全員を長崎大学医学部看護学科教授の宮原春美さんがスーパーバイズしていただきながら、1時間でわいわいと分析作業をしました。11/23に福岡である「民族衛生学会」で発表しました。

11月19日には障がい児・者の性を考える教育研究会に参加。長崎大学付属特別支援学校の遠藤茂先生が、中学校・高校、特に男の子への性教育実践を講演されました。出産のビデオはじわっと感動できます。障がいがあろうとなかろうと同じ「いのちの尊さ」。産婦人科医は皆これをみるべきだ、と思いました。
出産やマスターベーションの教育に使われる実物大の男性・女性と先生たち。








中・高校生の男の子には毎年繰り返しマスターベーションの授業を行うそうです。遠藤先生のように「男の子の性」を爽やかに語ってくださる方が増えるといいですね。


参加されていたお母さんのおひとりFさんが「先生こんなの作ってみたの、見て」と可愛い布ナプキンをくださいました。当院にも布ナプキンはフロアに置いているのですが、女の子用で本当に素敵です。ガーゼとネルを合わせた手縫いのものです。フロアに置いています。手に取ってご覧ください。(写真)お母さんの暖かさがそのまま伝わってきます。いつもこんなお母さんたちに、私たちはむしろ元気をもらうよね、と話しながら会を終わりました。


熊本県の山鹿市に八千代座というところがあります。玉三郎のシアターコンサートに行ってきました。素敵でした玉三郎さんを見ていると、たたずまいとか所作という言葉を思い出し、日常生活でもゆるみがちなお腹を引き締め、緊張感とバランスを持って立っていようと決意しました。


フロアに禁煙を勧めるポスターを貼っています。これを大学生に見せたらある男子大学生が「禁煙しようと思ってるけどどこに行ったらいいですか?」長崎市医師会HP(www.nagasaki.med.or.jp
)を覗いてみて、と言っておきました


# by yasuhi-clinic | 2011-11-30 13:01 | Trackback

お知らせ  

現在、Y-Y(ワイワイ)プラザでは、アトリエ ラペ主催の水彩画・フランス額装・カルトナージュ作品展を行っております


フランス額装とは、絵画、版画などの芸術作品からポストカード・家族の記念写真・手芸品・ワインのコルク・赤ちゃんの靴などのコレクションまで、さまざまなものをより引き立たせるために額におさめる技法です。
絵・ポストカード・書・ブローチなど中に入れたいものに合わせて周りのマットに紙やクロスを貼りアレンジすることで世界でひとつだけの作品、オートクチュールの額装作品になります



カルトナージュとは、厚紙をカットし組み立てた物に、紙や布を貼って小物(箱、フォトフレーム、トレーetc.)を仕上げていく技術です 




素敵な作品がたくさんありますので、是非皆さまお気軽にご観覧ください
(入場は無料です)

アトリエ ラペついてはwww15.ocn.ne.jp/~lapaix/をご覧ください

# by yasuhi-clinic | 2011-11-16 12:52 | Trackback

おくんちが終わりましたね  

この土地に開業して初めて、おくんちというものに少し触れたようです。もともと長崎出身でないこともあり、皿うどんにウスターソースが付いてくることや、トルコライスというものが長崎にしかないことを周囲に分からせる必要があったり・・・でした。長崎という歴史と文化に興味を抱きつつ、へぇということが沢山あります。おくんちにも今一つピンと来ていなかったのですが、このクリニック周囲では、6月の小屋入りに始まり、体力を鍛えるため、ランニングの練習、庭見せ、数日前には「しゃぎり」の音が聞こえ始め、当日のクライマックスまで、その音を聞きながらこの一連が「おくんち」なんだなあ、とわかりました。5階のクリニックから18銀行の広場での奉納踊りの数々を見ています。

 夜に家族と出かけると、またそこかしこで出会います。夜は幻想的です。




あるお寿司屋さんのキルト
それぞれ踊り町の
手拭で作られています。





<京都の学会にみんなで行きました。>
2か月このブログ、ご無沙汰してしまいました。言い訳で申し訳ありませんが、学会に行ったり・・忙しかったです。9月末にはスタッフ皆と日本母性衛生学会で京都に行きました。
           








患者さんの方々にはご迷惑をかけました。

公費子宮頸がんワクチンの場を利用した健康教育の試み」としてポスター発表をしました。





今年1~3月に初回ワクチンに来てくださった54名の中高校生とその保護者の方々にご協力いただき、感謝申し上げます。ワクチン後、もし性経験があれば20才で必ず子宮頸がん検査を受けていただきたいし、月経や性感染症などこの年齢は婦人科と密接な関係があります。短い時間での教育方法として「今から大切なこと」と題したパンフレットを作りました。試作した目的は婦人科のかかり方(金額的なことも含め)やそのタイミング、ピル・まさかの時の緊急避妊ピル・コンドームの重要性、あせってセックスしないように自分を大切にね!というメッセージも入れてみました。発表したポスターをフロアにしばらく掲示しています。

<京都市美術館>
「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」と「フェルメール展」を行っていました。フェルメールは1か月前にすでに見ていたので、「ワシントン」に行きましたが、これがなかなか良かったです。

この建物そのものがすごく好きです。
有名なモネの「日傘の女性、モネ婦人と息子」やゴッホの「薔薇」などもちろんうなされたのですが、それぞれの作家の「佳作」といった感じの作品が多数あり、それぞれの足跡をたどることができ満足。





レプリカでとても気に入ったメアリー・カサットの「果物狩り」を購入してしまいました。問診室の入口に飾りましたので、受診されたおりにはご覧くださいね。


美術館から南禅寺、哲学の小道、ここでは「高野」というギャラリーのオーナーとしばしおしゃべりをしてしまいました。








ここで購入した「ポチ袋のデザイン」はすごく素敵かつ季節感があり、問診室の額に入れてみました。今は「からすうり」。ギャラリー高野 http://www.gallery-takano.com/


10月後半、<彼岸花>

これはナースカウンセラーのNさんが持参してくれた黄色い彼岸花です。連休中のドライブではさかんに見ることができました。






これは長崎市の深堀町の山上(本当に山奥)にある「善長谷教会」で見た彼岸花です。1804年に西彼杵郡の三重から隠れキリシタンの5家族が移住したことが、その始まりです。菩提寺を守るという条件で移住したのですが、キリスト教信仰のためにそれを隠れ蓑にしたということだそうです。

思わずその場の緊張感をこの彼岸花や信者像の横顔を感じました。

葉っぱがからりと落ちる音まで聞こえるような静寂。

素朴なアンジェラス、
遠景に伊王島や有名になった軍艦島が見えます。




<浜崎航(ワタル)ジャズコンサート>
前後しますが、学会前には浜崎航&片倉真由子のジャズコンサートに行ってきました。発表用のポスターを仕上げて一目散。場所は旧上海香港銀行。この会場が本当にぴったりでした。お父様は耳鼻科医H先生。やっぱり先生ご夫婦で接客されていましたよ。あまり詳しくないのですが、ため息のように、おしゃべりするように、うなるように、サックスを吹く姿と、夏の終わりの会場付近ノスタルジックな感じと、これもいい夜の思い出。

# by yasuhi-clinic | 2011-10-17 17:43 | Trackback

お知らせ  

現在、ワイワイ(YY)プラザにて、川辺千恵美さんパステルアートを展示しております
温かみのあるパステルトーンが特徴で、やわらかい光や風を表現された絵はどこか懐かしくもあり、心がホッとするような魅力があります
ご希望があれば会場内でワークショップも行いますので、その際はお問い合わせください


ぜひ皆さまお気軽にご観覧ください
(入場は無料です)

# by yasuhi-clinic | 2011-08-10 11:37 | Trackback

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