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ミレーナ(IUS黄体ホルモン徐放子宮内リング)勉強会   

f0225906_18244027.jpg今日は、ミレーナの勉強会でした。
ミレーナというのは、子宮内リング(IUD)に黄体ホルモンを付加したものです。もともと避妊をより確実にするために、黄体ホルモンが付加されたのですが、これにより月経量が減ったり月経痛がよくなります。

9月より、過多月経(月経量が多いこと)の方を対象に保険が適応されることとなりました。内膜症でかなり高価な黄体ホルモン剤を使っている数人の方には、近々保険適応になりそうだと、数年前より情報提供していましたが、やっと認可の運びとなったのです。

ミレーナの保険適応となる方は、以下の3点にまとめられます。
1、子宮の大きさがほぼ正常であること
2、過多月経や貧血があること
3、出産経験のあること

保険適応ミレーナにかかわる自己負担額(5年間)
約1万~1万5千円 

ただし、定期的診察の費用はこれに含まれていません。しばしばリングは自然抜去しますので、1年に1回程度の診察が必要です。

興味のある方は、まず診察においでください。適応を検討させていただき、後日挿入の段取りとなります。挿入時は、子宮頸部に局所麻酔を行います。これにより痛みはほとんどなく、10分程度で終了します。

また避妊目的の場合は自費扱いとなりますので、この負担額は適応できません。

先日も、血栓症合併がある過多月経の方に、ミレーナを勧めたことでした。過多月経には低用量ピルを最初に考えますが、血栓症の方には使えません。しかしこのミレーナは黄体ホルモンですので、血栓症のリスクについて心配ないからです。

また女性のホルモン剤の選択肢が増えてうれしいことです。f0225906_1925039.jpg





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by yasuhi-clinic | 2014-09-18 10:41 | ミレーナ(IUS)